災害時の要救護者搬送用の「おぢやタンカ」を5台設置しました。各病棟に1台づつと外来、透析室に設置しました。
災害時に停電でエレベーターが使えない状況で、自力で歩けない方を避難させるのは困難が伴います。
今回設置した「おぢやタンカ」は、平成16年10月に発生した新潟中越地震で被災された
小千谷総合病院の元看護部長さんが中心となって開発されたものです。
本体は5kgを切る軽さで、女性でも一人で持ち運びが可能です。
ベルトで要救護者を固定し、肩ベルトで搬送します。
通常は4人で搬送しますが、体重の軽い方なら2人でも搬送が可能です。
階段でも転落の危険が少なく、安全に避難することができます。
詳しくは「NPO法人 防災サポートおぢや」のホームページをご覧ください。
http://bousais-ojiya.jp/
まだ台数は十分ではありませんが、今後も少しずつ増やして災害時の避難に備えたいと思います。